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伏見稲荷大社のおみくじ全17種類と順番一覧|最高位「大大吉」の番号・確率・授与時間 (2026)

作成:Omikuji Japan 編集部
伏見稲荷大社のおみくじ全17種類と順番一覧|最高位「大大吉」の番号・確率・授与時間 (2026)

「伏見稲荷大社のおみくじ全32番には、単独の『凶』も『大凶』も1本も存在しません。最高位『大大吉』を頂点とする全17種類の細やかな吉凶には、逆境さえも豊穣の実りへと転じる稲荷信仰の生命観が刻まれています。」

和銅4年(711年)御鎮座、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社(京都市伏見区深草薮之内町)。宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)をはじめとする稲荷大神五柱を祀り、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全の守護神として国内外から篤い崇敬を集めています。千本鳥居と並んで参拝者を驚かせるのが、一般的な「大吉〜凶」の枠をはるかに超える全32番・全17種類の伝統おみくじです。本記事では「大大吉(第2番・第32番)」の正確な確率から、全32番の番号別一覧、純粋な凶がない理由、初穂料200円の振りみくじ作法、24時間参拝の落とし穴となる授与所営業時間と稲荷山山頂の無料みくじの違いまで原典に基づき徹底解説します。

伏見稲荷大社のおみくじで押さえておくべき四大要点

  • 全32番・17種類の独自構成:第一番から第三十二番まで全32通りで構成され、単独の「凶」および「大凶」は0本(0%)です。
  • 大吉を超える最高位「大大吉」:全32番のうち第2番と第32番の計2本のみ(確率6.25%)が最高位「大大吉(だいだいきち)」にあたります。
  • 初穂料200円の振りみくじ作法:本殿で二拝二拍手一拝の参拝を済ませた後、授与所で初穂料200円を納め、大型の六角みくじ筒を振って出た番号(1〜32番)を巫女・神職へ伝えておみくじ箋を拝受します。
  • 24時間境内開放と授与時間の違い:境内と千本鳥居は24時間参拝可能ですが、本殿横授与所のおみくじ授与は概ね7:00〜18:00頃(奥社奉拝所は8:30〜16:00/16:30頃)に限られます。

京都・伏見稲荷へのご参拝前後やご自宅からでも、日々の指針となるオンラインみくじや稲荷の神使・白狐(びゃっこ)への神託相談をご利用いただけます。

1. 伏見稲荷大社のおみくじ全17種類・全32番の順番と確率一覧表

伏見稲荷大社の本殿横授与所および奥社奉拝所で授与される伝統のおみくじは、第一番から第三十二番までの全32番・全17種類で構成されており、最高位「大大吉(第2番・第32番、計2本・6.25%)」や最多の「大吉(6本・18.75%)」をはじめ、「凶後大吉」「向大吉」「吉凶未分末大吉(第1番)」など好転の指針が細やかに配され、単独の「凶」や「大凶」は0本(0%)です。全32番の正確な番号・本数・確率は以下の通りです。

区分 吉凶名称(読み方) 該当番号(本数 / 確率) 伏見稲荷大社における神意と指針
1 大大吉
だいだいきち
第2番・第32番
2本(6.25%)
大吉をも凌駕する最高位の盛運。諸願成就の極みにあるからこそ、謙虚さと周囲・神明への感謝を忘れぬことで福徳が永続する。
2 大吉
だいきち
第3・5・13・21・28・30番
6本(18.75%)
全32番の中で最も本数が多い大いなる吉運。商売・学業・家運ともに順風満帆に発展する好機。
3 凶後大吉
きょうのちだいきち
第23番
1本(3.125%)
目先の苦難や停滞を乗り越えた先に、劇的な「大吉」への大逆転が約束された力強い転換運。
4 凶後吉
きょうのちきち
第4・7・12・26番
4本(12.5%)
初めは試練や迷いがあるものの、誠実に努めればやがて曇りが晴れて安定した吉運へ転じる運勢。
5 末大吉
すえだいきち
第9・11・22番
3本(9.375%)
焦らず地道に種を蒔き続けることで、将来(末)に大輪の「大吉」が花開く大器晩成の吉運。
6 末吉
すえきち
第6・19・25番
3本(9.375%)
末広がりに運気が開けていく兆し。急がず時機が熟すのを待つことで確かな実りを得る。
7 向大吉
むこうだいきち
第17番・第29番
2本(6.25%)
運気がまさに「大吉へ向かって上昇している」躍動の吉運。新規事業や挑戦を後押しする商売人に人気の区分。
8 吉
きち
第18番・第31番
2本(6.25%)
偏りのない穏やかで安定した良運。日々の生業を実直に守ることで安泰が続く。
9 中吉
ちゅうきち
第15番
1本(3.125%)
全32番中1本のみの堅実な好運。背伸びをせず着実に歩みを進めることで望みが叶う。
10 小吉
しょうきち
第16番
1本(3.125%)
日常のささやかな幸福と調和。足元の恵みを慈しむことで穏やかな発展へとつながる。
11 小凶後吉
しょうきょうのちきち
第14番
1本(3.125%)
小さな躓きや注意点は生じるが深手にはならず、慎み深く対処すれば速やかに吉へと回復する。
12 後吉
のちきち
第20番
1本(3.125%)
前半は辛抱を要するが、後半に入ってから確かな追い風と吉報が訪れる運勢。
13 吉凶未分末大吉
よしあしいまだわからず すえだいきち
第1番
1本(3.125%)
記念すべき第一番。現時点では吉とも凶とも定まっていない白紙の状態だが、正しい心掛けと精進次第で最終的には「大吉」へと至る。
14 吉凶不分末吉
よしあしわかたず すえきち
第24番
1本(3.125%)
まだ吉凶の輪郭が分かれていない岐路にあるが、焦らず正道を歩めば将来は安泰な吉に落ち着く。
15 吉凶相半
きっきょうあいなかばす(よしあしあいなかばす)
第10番
1本(3.125%)
吉と凶がちょうど五分五分に拮抗している状態。好調な面に浮かれず冷静に足元を見極める判断力が試される。
16 吉凶相交末吉
よしあしあいまじわり すえきち
第8番
1本(3.125%)
喜び事と苦労が交互に入り交じる変化の時期だが、粘り強く対処すれば最後には吉運へと収束する。
17 吉凶相央
きっきょうあいなかばす(よしあしあいなかばす)
第27番
1本(3.125%)
吉と凶のまさに中央(均衡点)に立つ運気。心の持ちようひとつで右にも左にも傾くため、中庸と誠実さが鍵となる。

※複合的な中間区分(「凶後大吉」「向大吉」「末大吉」「吉凶未分末大吉」など)を何番目に並べるかについては、現在の安定度を重視するか将来の到達点(大吉)を重視するかによって研究者や参拝者の間でも解釈が分かれます。しかし、全32番それぞれの吉凶割当、「大大吉(第2番・第32番)」が最高位であること、そして単独の「凶」「大凶」が1本も存在しないことは揺るぎない事実です(全国の珍しいおみくじとの比較は珍しいおみくじ全17種類の順番・意味ガイド、凶が30%を占める古制との対比は浅草寺「観音百籤」の確率と歴史解説もあわせてご参照ください)。

2. 最高位「大大吉(2番・32番)」と複合運勢の意味|なぜ純粋な「凶」がないのか

伏見稲荷大社のおみくじでは、大吉を凌ぐ最高位「大大吉」が第2番と第32番の2本(確率6.25%)に配され、「凶後大吉」や第1番「吉凶未分末大吉」などの複合運勢には「現在の心掛けと精進次第で運勢は必ず開ける」という指針が込められています。単独の「凶」が存在しないのは、稲作の四季循環と商工業者の生業を支えてきた稲荷信仰において、いかなる試練や停滞も「次の豊穣へと転じる過程」と捉えるためです。

稲穂の循環と商売繁盛の信仰が生んだ「転禍為福」の哲学

主祭神・宇迦之御魂大神の「ウカ」とは穀物・食物の霊力を意味します。冬の凍てつく田畑が春の種蒔きと秋の黄金色の稲穂を準備するように、農耕や商いの世界には「永遠の絶望(固定された凶)」はありません。だからこそ伏見稲荷のおみくじでは、現在の苦境を示す場合でも「凶後大吉(第23番)」「凶後吉(第4・7・12・26番)」「小凶後吉(第14番)」のように必ず回復と希望の道筋が添えられています。神使である白狐が宝珠や稲穂、蔵の鍵をくわえて神意を届ける象徴性については、稲荷神社の狐像(白狐)とくわえている物の意味で詳しく解説しています。

なぜ第1番が「吉凶未分末大吉」で、第2番・第32番が「大大吉」なのか

全32番の配列には、神道ならではの深い物語性が秘められています。冒頭を飾る第一番が「大吉」ではなく「吉凶未分末大吉(よしあしいまだわからず すえだいきち)」であるのは、「人生の始まりは吉凶がまだ分かれていない白紙であり、自らの正しい心掛けと働きによって最後に大吉を切り拓く」という主体的な教えを示すためです。そして続く第二番と、全32番を締めくくる第三十二番の2本(32分の2=確率6.25%、16人に1人)に最高位「大大吉」が配されています。また、これから大吉へ向かって運気が駆け上がる「向大吉(第17番・第29番)」は、「伸びしろが最も大きい躍進の印」として経営者や商売人から大大吉と並ぶほど喜ばれる特別な一箋です。

3. 伏見稲荷大社でのおみくじの正しい引き方4手順(初穂料200円)

伏見稲荷大社のおみくじは、本殿での正式参拝を済ませた後に授与所で初穂料200円を納め、大型の六角みくじ筒(振りみくじ)から出た棒の番号を巫女や神職へ伝えて和紙のおみくじ箋を拝受する伝統形式です。

一

楼門をくぐり手水舎で清め、本殿(拝殿)前にて「二拝二拍手一拝」で参拝する

おみくじは運試しではなく稲荷大神から頂く「みさとし(御諭し)」です。まず手水舎で心身を清め、重要文化財の本殿前にて二拝二拍手一拝の作法で日頃の感謝を捧げ、商売・転機・生活など導きを請いたい事柄を心の中で明確に奏上します。

二

本殿横授与所または奥社奉拝所にて「初穂料200円」を用意する

おみくじは本殿横の授与所、または千本鳥居を抜けた先の奥社奉拝所(おくしゃほうはいしょ)で引くことができます。初穂料は1回200円です。現金の小銭をあらかじめ手元に用意しておくと円滑です。

三

六角形の大きな「振りみくじ筒」を振り、出た棒の番号(1〜32)を確認して戻す

授与台に置かれた大きな六角形のみくじ筒を両手で持ち、祈念しながら静かに傾けて振ります。小さな穴からみくじ棒が1本出たら、記された番号(第一番〜第三十二番)をしっかり確認し、みくじ棒は必ず元の筒の中へ戻します。

四

巫女・神職へ番号を伝え(または所定の授与箱より)おみくじ箋を拝受する

授与窓口の巫女または神職へ初穂料200円を納め、「第○番をお願いします」と番号を伝えて和紙のおみくじ箋を受け取ります(繁忙期の一部特設台では番号別引き出し式のセルフ授与が併用される場合があります)。おみくじ箋には吉凶区分に加え、古典和歌による「みさとし」と方角・商売・願望・待人・病気などの細目が記されています。

4. 授与所の営業時間(7:00〜18:00)と24時間参拝・稲荷山山頂の無料みくじの違い

伏見稲荷大社の境内と千本鳥居は24時間いつでも参拝可能ですが、初穂料200円の和紙おみくじ(全32番)を拝受できる本殿横授与所の受付時間は概ね7:00〜18:00頃(奥社奉拝所は8:30〜16:00/16:30頃)に限られます。一方、稲荷山山頂(一ノ峰・二ノ峰など)のお塚には、24時間無料で引いて横の掲示板で神意を読み取る無人みくじ筒(紙の授与なし)が常設されています。

授与場所・エリア 受付時間の目安 おみくじの形式・初穂料・特徴
本殿横 授与所 7:00頃 〜 18:00頃
※正月三が日や祭礼時は変動あり
初穂料200円。全32番・17種類の和紙おみくじ箋を巫女・神職から拝受できる中心授与所。
奥社奉拝所(おもかる石横) 8:30頃 〜 16:00/16:30頃
※季節により終了時刻が前後
初穂料200円。千本鳥居を抜けた直後の奉拝所。夕方は本殿側より早く閉所するため先に引くのが安心。
稲荷山山頂(一ノ峰・二ノ峰等) 終日(24時間通行可)
※お山巡りは日中の明るい時間帯推奨
無料(お賽銭は任意)。お塚(神蹟)横に置かれた無人みくじ筒を振り、横の掲示板で番号の和歌と吉凶をその場で読み取る古風な形式(紙の授与なし)。
所在地・最寄り駅 境内24時間開放・参拝無料 〒612-0882 京都市伏見区深草薮之内町68 / JR奈良線「稲荷駅」改札すぐ目の前、京阪本線「伏見稲荷駅」より徒歩約5分。

混雑を避けるために早朝6時台や18時以降のライトアップ時間帯に訪れる旅行者は非常に多いものの、その時間帯は下社の授与所窓口が閉まっているため紙のおみくじ(200円)は拝受できません。一方、標高233メートルの稲荷山を巡る「お山巡り」の頂上・一ノ峰(上之社神蹟)や二ノ峰(中之社神蹟)などのお塚には、無人の木製みくじ筒と番号対照板が常設されており、出た棒の番号をその場の掲示板で照らし合わせて神意を頂く独自の信仰文化が息づいています。千本鳥居からお山巡りまでの所要時間と最適ルートは伏見稲荷大社 完全参拝ガイドをご覧ください。

5. 「大大吉」のおみくじは持ち帰る?結ぶ?正しい保管と結び処マナー

伏見稲荷大社で授かった「大大吉」や「大吉」、「凶後大吉」「吉凶未分末大吉」などの好転みくじは、宇迦之御魂大神からの尊い指針として財布や手帳に納めて持ち帰り、折に触れて「みさとし」の和歌を読み返すのが本来の丁寧な作法です。一方、個別項目の戒めが強く気持ちを切り替えたい場合は指定の「みくじ掛け」のみに結び、千本鳥居や生木には決して結ばないのが鉄則です。

  • 「大大吉」や好転のおみくじを持ち帰る場合:和紙のおみくじ箋を丁寧に折り、手帳や名刺入れ・財布の清潔なポケットに保管します。商談や人生の岐路で「みさとし」の和歌を読み返し、願いが成就した後や1年後の初詣などの折に神社の古神札納所(おさめふだしょ)へ感謝とともに返納します。
  • 戒めの強いおみくじを境内に結ぶ場合:伏見稲荷には純粋な凶はありませんが、「凶後吉」「小凶後吉」「吉凶相半」などで個別項目に厳しい戒めがあり、気持ちを切り替えたい場合は、境内に設置された指定の「みくじ掛け」に細長く折って結び、稲荷大神の御加護に委ねます。※朱塗りの千本鳥居や狐像、境内の生木・玉垣におみくじを結ぶことは厳禁です。
  • 日々の暮らしの中でも稲荷の神意に心を整える:参拝後の振り返りや遠方からの祈念には、1日1回無料のオンラインおみくじで今日の指針を確かめたり、神託の間(稲荷の神使・白狐との対話)にて心の迷いを静かに整理したりする時間もぜひご活用ください。

よくある質問

伏見稲荷大社のおみくじで最高位の「大大吉」は何番ですか?確率はどのくらいですか?
伏見稲荷大社のおみくじは第1番から第32番までの全32番(吉凶は全17種類)で構成されており、大吉を超える最高位「大大吉(だいだいきち)」は「第2番」と「第32番」の2本のみです。単純計算での出現確率は32分の2(6.25%)という希少な大吉兆です。
伏見稲荷大社のおみくじには「凶」や「大凶」はありますか?「吉凶未分末大吉」とは何ですか?
伏見稲荷大社の全32番には、単独の「凶」や「大凶」は1本も存在しません。「凶後大吉」「凶後吉」「小凶後吉」や、第1番の「吉凶未分末大吉(今は吉凶が分かれていないが誠実な歩みによって末は大吉となる)」など、すべてに再生や好転の道が示されているのが特徴です。
伏見稲荷大社でおみくじを引ける時間と初穂料(料金)は?夜間でも引けますか?
千本鳥居などの境内は24時間参拝可能ですが、本殿横授与所でおみくじ(初穂料200円)を受けられる時間は概ね7:00〜18:00頃(奥社奉拝所は8:30〜16:00/16:30頃、季節変動あり)です。なお、稲荷山山頂(一ノ峰・二ノ峰など)の祠には24時間引ける無人のセルフ式みくじ筒も置かれています。

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