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箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮の三社参り完全ガイド|平和の鳥居・龍神水・順路と時間 (2026)

作成:Omikuji Japan 編集部
箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮の三社参り完全ガイド|平和の鳥居・龍神水・順路と時間 (2026)

「芦ノ湖の水面に朱色を映す『平和の鳥居』は、日本の独立回復と世界の恒久平和を祈って1952年に建てられた祈りの門です。89段の石段を上る箱根神社、湖を守護する九頭龍神社、そして駒ヶ岳山頂の箱根元宮を巡ることで箱根三社参りが完結します。」

神奈川県箱根町・芦ノ湖畔の深い杉並木に鎮座する箱根神社(はこねじんじゃ)は、天平宝字元年(757年)の創建以来、源頼朝や徳川家康をはじめとする武将や旅人に崇敬されてきた関東総鎮守です。湖上に立つ「平和の鳥居」や縁結び・金運で名高い九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)には国内外から多くの参拝者が訪れますが、「九頭龍神社の『新宮』と『本宮』はどう違うのか」「天空の奥宮『箱根元宮』を含めた三社参りはどの順番で回ればよいのか」「龍神水はどうやって持ち帰るのか」と迷う方も少なくありません。本記事では、公式由緒と境内の実際の空間動線に基づき、箱根三社参りの全ルート・授与時間・アクセスを徹底解説します。

この記事の要点:箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮を巡る4つの重要知識

  • 「平和の鳥居」の創建史と参拝順序:昭和27年(1952年)の講和条約締結と立太子礼を記念して建立され、1964年に吉田茂元首相揮毫の「平和」扁額が掲げられました。撮影の前にまず御本殿へ参拝するのが礼儀です。
  • 九頭龍神社「新宮」と「龍神水」:箱根神社御本殿の向かってすぐ右隣(東隣)に九頭龍神社 新宮があり、手前の龍神水はお札所で専用ペットボトル(初穂料100円)を受けて持ち帰ることができます。
  • 九頭龍神社「本宮」と「箱根元宮」:本宮は芦ノ湖西岸「箱根九頭龍の森」(9:00〜17:00・入場料大人600円)内、奥宮の箱根元宮は駒ヶ岳ロープウェー山頂(標高1,356m・上り最終16:30頃)に鎮座します。
  • 境内24時間開放とお札所受付時間:箱根神社境内と平和の鳥居は24時間参拝自由(無料)ですが、御守や三社の御神印(御朱印)を授与するお札所は8:15〜17:00の受付です。

箱根大神と九頭龍大神が宿る山水への参拝とあわせて、八百万の神々から今のあなたへ向けた個別の御神託(オラクル)を静かに授かってみませんか。

1. 箱根神社とは?757年万巻上人の創建と御祭神「箱根大神」、89段の厄除け石段

箱根神社は奈良時代の天平宝字元年(757年)に万巻上人(まんがんしょうにん)が箱根山に入峰して創建した古社であり、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の御三神を「箱根大神(はこねのおおかみ)」と総称して祀り、開運厄除・心願成就・勝運守護・交通安全の関東総鎮守として崇敬されています。

源頼朝が石橋山の合戦後に再起を祈願して鎌倉幕府を開き、徳川家康も関東入国にあたり篤く崇敬したことから「勝負と開運の聖地」として知られます。元箱根から樹齢数百年の杉並木が続く参道を進み、第四鳥居の脇(向かって左手)にある手水舎で清めてから北側の高台へ上る正参道の石段はちょうど89段あり、「89(やく=厄)を落とす厄除けの石段」と呼ばれています。第五鳥居をくぐると正面に南向きの御本殿・拝殿が鎮座し、御本殿に向かって左前にお札所(授与所)、向かって右隣(東隣)に九頭龍神社 新宮が並んでいます(木花咲耶姫命ゆかりの富士信仰は富士山と浅間神社の信仰ガイドも参照)。

2. 芦ノ湖「平和の鳥居」の1952年創建史・世界平和の扁額と混雑を避ける参拝マナー

正参道の石段を南(湖側)へ真っすぐ下りた芦ノ湖水際に立つ朱塗りの「平和の鳥居」は、昭和27年(1952年)にサンフランシスコ平和条約締結(日本の独立回復)と今上陛下の父君である上皇陛下の立太子礼を記念して建立され、昭和39年(1964年)に吉田茂元首相揮毫の「平和」扁額が掲げられた世界の恒久平和を祈る象徴です。

  • なぜ扁額の文字が湖側を向いているのか:鳥居上部の「平和」の扁額は陸側ではなく芦ノ湖の水上(南側)に向けて掲げられています。これは昭和39年(1964年)の御鎮座1200年祭と東京五輪の年に、講和条約全権特命大使を務めた吉田茂元首相が揮毫した文字であり、海賊船や遊覧船で湖上を渡る人々からも仰ぎ見ることができます(全国の絶景鳥居は日本の有名鳥居10選ガイドも参照)。
  • 撮影の前に御本殿参拝を優先する作法と早朝のすすめ:平和の鳥居は24時間開放ですが、午前9:30〜午後15:30頃は水辺の石畳に30〜60分以上の撮影待ち列ができやすくなります。鳥居は神域への門ですので、まず89段の石段を上って箱根神社御本殿へ二拝二拍手一拝のご挨拶を済ませてから湖畔へ下りるのが本来の礼儀です。静寂な湖面と朝霧を味わうなら早朝6:30〜8:15頃の参拝が最もおすすめです。

3. 九頭龍神社「新宮」と「本宮」の違い・霊水「龍神水」のお水取り作法(専用ボトル100円)

芦ノ湖の守護神・九頭龍大神(金運・商売繁盛・縁結び)を祀る九頭龍神社には、箱根神社御本殿の右隣にあって毎日参拝・龍神水のお水取りができる「新宮(しんぐう)」と、芦ノ湖西岸の「箱根九頭龍の森」(9:00〜17:00・大人600円)の奥に鎮座する創建地「本宮(ほんぐう)」の2社があります。

  • 箱根神社境内の「九頭龍神社 新宮」と「龍神水」(専用ボトル100円):本宮が湖畔の森深くで参拝しづらい方のために平成12年(2000年)に御本殿の東隣へ建立されたのが新宮です。新宮のすぐ手前に湧き出る9匹の龍の吐水口「龍神水」は、口を漱げば心身の不浄を洗い清め、箱根神社お札所(8:15〜17:00)で授与されるお水取り専用ペットボトル(初穂料100円)に汲んで自宅の神棚へ供えたり飲用したりできる霊水です。
  • 芦ノ湖西岸「九頭龍神社 本宮」と白龍神社・毎月13日の月次祭:本宮へは元箱根から湖畔遊歩道を徒歩約30〜40分(または箱根園から徒歩約15分)進み、箱根九頭龍の森(開園9:00〜17:00・入場料大人600円)へ入園して参拝します(森の手前には白い鳥居の白龍神社、本宮そばの湖中には弁財天社も鎮座)。通常日は本宮に神職が常駐しないため、本宮の御神印(御朱印)も箱根神社お札所で拝受します。なお毎月13日の「月次祭(つきなみさい)」(10:00斎行)には元箱根港から特別参拝船が運航され、全国から良縁・開運を願う参拝者が集います(全国の縁結び神社ガイド参照)。

4. 「箱根三社参り」の理想ルート:箱根神社 → 九頭龍神社本宮 → 天空の奥宮「箱根元宮」

箱根大神と九頭龍大神のご神徳を余すところなく授かる「箱根三社参り(両社参り+奥宮)」は、「一、箱根神社(と九頭龍神社新宮) → 二、九頭龍神社本宮(九頭龍の森) → 三、駒ヶ岳山頂の箱根元宮(はこねもとつみや)」と南から北西へ芦ノ湖東岸・西岸を繋ぐ順序が最も無駄がなく、全体の所要時間は約3時間〜4時間です。

一

元箱根から「箱根神社」御本殿・「九頭龍神社 新宮」・平和の鳥居へ(所要約60分)

「元箱根港」バス停から徒歩約10分で箱根神社へ。第四鳥居脇の手水舎で清め、89段の厄除け石段を上って御本殿と右隣の九頭龍神社新宮に参拝し、龍神水をいただきます。左手のお札所(8:15〜17:00)で御守や「和合御守」、御神印を拝受し、湖畔の平和の鳥居を巡ります。

二

湖畔またはバスで箱根園へ移動し、九頭龍の森「九頭龍神社 本宮」へ(所要約60〜75分)

箱根神社から芦ノ湖沿いの遊歩道を北西へ約30分歩くか、バスで「箱根園」へ移動して徒歩約15分で箱根九頭龍の森(9:00〜17:00・大人600円)へ。手前の白龍神社に一礼し、湖水と森に囲まれた静謐な九頭龍神社 本宮と弁財天社へお参りします。

三

箱根園から駒ヶ岳ロープウェーで標高1,356mの奥宮「箱根元宮」へ(所要約60分)

箱根園に戻り、箱根駒ヶ岳ロープウェー(片道約7分、通常9:00頃〜上り最終16:30/下り最終16:50頃 ※強風・濃霧時は運休あり)で標高1,356mの駒ヶ岳山頂へ登ります。北方に聳える神体山・神山(標高1,438m)を遥拝する古代山岳祭祀の聖地箱根元宮(1964年再建)の社殿前には、神が白馬で降臨したと伝わる霊石「馬降石(ばこうせき)」が鎮座し、晴天時は富士山・芦ノ湖・駿河湾まで見渡す絶景の中で三社参りが結願します(山頂社務所閉所日の御神印も麓の箱根神社お札所で拝受可能)。

5. 箱根三社の参拝時間・初穂料・御神印(御朱印)と小田原・箱根湯本からのアクセス一覧

箱根神社へはJR・小田急「小田原駅」または箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から箱根登山バス(H路線等)で「元箱根港」下車徒歩約10分で到着し、箱根神社境内は24時間無料開放、お札所(御守・御神印受付)は8:15〜17:00です。

社名・構成 箱根神社(本宮)・九頭龍神社(本宮/新宮)・箱根元宮(駒ヶ岳山頂・奥宮)
御祭神 箱根神社・箱根元宮:箱根大神(瓊瓊杵尊・木花咲耶姫命・彦火火出見尊)/九頭龍神社:九頭龍大神
参拝・受付時間 箱根神社境内・平和の鳥居:24時間開放/お札所(御守・御神印):8:15〜17:00(御祈祷8:30〜16:00)/九頭龍の森(本宮):9:00〜17:00/駒ヶ岳ロープウェー(元宮):通常9:00〜上り最終16:30
初穂料・料金目安 箱根神社参拝:無料/龍神水ボトル:100円/御神印(御朱印):各約500円/九頭龍の森入場料:大人600円/宝物殿:大人500円
所在地・アクセス 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1(「小田原駅」から箱根登山バス約60分、または「箱根湯本駅」から約40分「元箱根港」下車徒歩約10分)

千年を超える古杉の参道、世界の恒久平和を祈る湖上の朱い鳥居、清らかな龍神水、そして霊峰・神山と富士山を仰ぐ天空の元宮。三社の御神印を受ける際は御朱印の集め方とマナーガイドも参考に、心身が澄み渡る箱根三社参りを体験してみてください。

よくある質問

箱根三社参り(箱根神社・九頭龍神社・箱根元宮)とは何ですか?おすすめの巡拝順序は?
奈良時代の757年(天平宝字元年)創建の箱根大神を祀る「箱根神社」、芦ノ湖の守護龍神を祀る「九頭龍神社(新宮・本宮)」、そして神山を神体山として遥拝する駒ヶ岳山頂(標高1,356m)の奥宮「箱根元宮(はこねもとつみや)」の3社を巡拝する信仰です。元箱根から89段の厄除け石段を上って箱根神社御本殿と右隣(東隣)の九頭龍神社新宮・湖畔の平和の鳥居を参拝し、次に芦ノ湖西岸の九頭龍神社本宮、最後に箱根園から駒ヶ岳ロープウェーで山頂の箱根元宮へ登拝するルートが最もスムーズです。
九頭龍神社の「新宮」と「本宮」の違いと、「龍神水」の持ち帰り方を教えてください。
「九頭龍神社 本宮」は元箱根から湖畔遊歩道で徒歩約30〜40分(または箱根園から徒歩約15分)の「箱根九頭龍の森」(開園9:00〜17:00・入場料大人600円、毎月13日10:00に月次祭斎行)の奥に鎮座する創建地であり、「新宮」は参拝しやすいよう2000年(平成12年)に箱根神社御本殿の東隣に建立された分宮です。新宮の前に湧き出る霊水「龍神水」は、箱根神社お札所(8:15〜17:00)で授与される専用ペットボトル(初穂料100円)に汲んで持ち帰ることができます。
芦ノ湖に立つ「平和の鳥居」の由来と、箱根神社・箱根元宮のお札所・御神印(御朱印)時間は?
芦ノ湖水際に立つ朱塗りの「平和の鳥居」は、1952年(昭和27年)の上皇陛下立太子礼およびサンフランシスコ平和条約締結(日本の独立回復と世界の恒久平和)を記念して建立され、1964年に吉田茂元首相揮毫の「平和」扁額が湖側へ掲げられました。境内と平和の鳥居は24時間参拝可能(撮影行列を避けるなら早朝6:30〜8:15頃が最適)ですが、お札所(御守・三社の御神印各約500円)は8:15〜17:00です。山頂の箱根元宮は駒ヶ岳ロープウェー運行時間内(通常9:00頃〜上り最終16:30頃)に参拝できます。

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